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Excelのコピー時のEnterと貼り付けの違い

Excelでコピーを実施し、貼り付ける際に二つの方法があります。
一つは貼り付けるセルに移動しEnterを入力する方法。
もう一つは貼り付けるセルに移動しEnterではなく右クリックから「貼り付け」を選択する方法です。

両者は似ていますが、実際には大きな違いがあります。

Enterで貼り付ける場合は、元のセルの内容をそのまま貼り付けし、クリップボードをクリアします。
従って、元のセルは点線で囲まれていたのが、入力後は点線がなくなります。

一方「貼り付け」を選択した場合には、貼り付け方法が色々と選べます。
また、貼り付けた後でもクリップボードに情報が残っていますので、繰り返し、貼り付けが実行できます。

気をつけなければならないのは、貼り付けのオプションを選択した後で貼り付けても、うっかりそのセルでEnterを入力してしまうと元のセルの内容がそのまま張り付いてしまい、オプションの意味が無くなってしまうことです。
せっかく値だけを貼り付けたつもりが、式や書式まで貼り付いてしまいます。

この違いをよく理解した上で、コピーを実施してください。


詳しくは下の画像をご覧下さい。
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