ABC分析
過剰在庫の防止・削減を目的として、在庫品目別に最適な管理方法を検討する際の分類手法の一つ。縦軸に管理特性値(在庫量、在庫金額、出庫量等)の累計比率、横軸に品目の比率をプロットし、これを結んだものがABC曲線(パレート曲線)と呼ばれる。販売数や在庫数、形態等のそれぞれの基準により製品の管理値を算出し、降順に並べ累積比率を求める。この比率により重要度の高いものからA,B,Cの3ランクに分類し、ランク別対応方法の検討に利用する。数値分析方法の一つ。物流におけるABC分析は主に安全在庫設定、庫内ロケーション、発注計画などに使われる。