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物流用語辞典 physical distribution term

物流用語辞典 た行

タコグラフ

瞬間速度・走行距離・予備記録などのさまざまな記録がとれるもの。 また、 記録紙には特殊な高級紙を使用しているので鮮明な記録がとれる。記録紙には1日タイプと7日タイプがある。7日用は長距離用で7日間の記録紙は交換不要である。

日本では、昭和34年に政府決定としてタコグラフの導入が決定した。
昭和30年代に入った頃から、わが国の貨物運送の主力が鉄道や海運からトラック運送に移ってきたが、高速道路網が未整備の状況であり一般道を利用するしか方法のない時代。
このような道路環境下で迎えたモータリゼーションですが、同時にトラックのスピードの出しすぎによって起こる死亡事故が急増した。このことから政府は、安全運行管理の徹底を目的にタコグラフの導入を決定した。 

昭和37年10月 タコグラフ装着義務対象車が指定された。
A.貸切バス
B.往路100kmを超える路線バス
C.路線トラック

昭和42年5月
D.8トン以上のトラック
E.最大積載量5トン以上のトラック
F.「D」「E」を牽引するトラクター

昭和42年10月
G.全国15都市のハイヤー・タクシー

平成2年12月
H.特別積み合わせ貨物運送に係わる運行系統に配置する事業用自動車 。

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