ユニットロード
さまざまな荷姿の貨物を、あらかじめ、ある標準の重量もしくは体積(取扱単位)にとりまとめて輸送する方式をいう。
このユニット化技術の代表的なものとしてあげられるのが、貨物をコンテナに詰めて、荷役・輸送上の取扱単位とするコンテナリゼーションと、すのこ状に作られた一種の荷台(パレット)に多数の少量貨物を乗せて、フォークリフトなどの荷役機械で一括移動させる方式のパレチゼーションである。
この輸送方式の利点は、荷役の機械化・合理化による作業能率の向上と省力化、コストの低減などのほか、コンテナ、パレットの利用による貨物の破損、汚損、紛失または盗難の防止、包装費の節約等があげられる。